中国語で曜日を聞く時に「日曜日」と答える時は、下記のように言います。

A:今天 星期幾?Jīntiān xīngqí jǐ?
(今日は何曜日ですか?)

B:今天 星期天。Jīntiān xīngqítiān
(今日は日曜日です。)

今回は、「中国語の曜日」の言い方について解説します。

中国語の曜日の言い方

月曜日:星期一(xīngqí yī)

火曜日:星期二(xīngqí èr)

水曜日:星期三(xīngqí sān)

木曜日:星期四(xīngqí sì)

金曜日:星期五(xīngqí wǔ)

土曜日:星期六(xīngqí yī)

日曜日:星期天,星期日(xīngqí tiān, xīngqí rì)

 

日本語とは違って、中国語は基本的に数字を使って曜日を表していることが分かります。月曜日が1、火曜日が2、水曜日が3といった感じです。

ここで注意なのが、日曜日が「星期七」ではないということです。その代わり「星期天」と「星期日」が使われています。

どうして星期天と星期日なのか

この違いは何かというと、簡単に言うと「話し言葉」か「書き言葉」かという違いであり、どちらも正しい言い方です。

星期天:話し言葉
星期日:書き言葉

実際に、中国や台湾ではどちらが使われているかと言うと、日常会話の中では「星期天」の方がよく使われており、「星期日」は新聞やネット記事などでよく見かけます。

なお、台湾と中国で「星期」の「期」の声調が違うことも要注意です。台湾華語の場合は2声、中国語の場合は、1声になります。

台湾:星期 xīng
中国:星期 xīng

 

台湾では禮拜(リーバイ)もよく使われる

台湾では、星期の代わりに禮拜が使われることも多いです。

実際に生活していると「禮拜」を使う人の方が多いように感じます。使い方としては「星期」の部分を「禮拜」に変えるだけで大丈夫です。

月曜日:禮拜一(lǐbài yī)

火曜日:禮拜二(lǐbài èr)

水曜日:禮拜三(lǐbài sān)

木曜日:禮拜四(lǐbài sì)

金曜日:禮拜五(lǐbài wǔ)

土曜日:禮拜六(lǐbài liù)

日曜日:
禮拜天,禮拜日(lǐbài tiān, lǐbài rì)

 

こちらも「禮拜天」「禮拜日」の両方の言い方ができます。違いは「星期」の違いと全く同じ、どちらも正しい言い方です。

昔は中国大陸でも禮拜を使う人が多かったそうですが、「禮拜日=礼拝の日」で宗教色が強いから「禮拜」を使うのが嫌がる人が出てきたことで今は星期を使う人が多いそうです。

【まとめ】星期天は話し言葉。星期日は書き言葉です

星期天と星期日の違いは「話し言葉」「書き言葉」かという違いということを説明しました。

星期天:話し言葉
星期日:書き言葉

また、台湾でよく聞く「禮拜」という表現ですが「禮拜日=礼拝の日」で宗教色が強いから「禮拜」を使うのが嫌がる人が出てきたことで、今は星期を使う人が多いそうです。

中国語には曜日の言い方がたくさんあります。実は他にもあるのですが、今回は最もよく使われる基本的な言い方を紹介しました。

星期天と星期日のように、話し言葉で使われるもの、書き言葉で使われるもの、使う場面が違うこともありますので、色々な使い方を覚えてみてください。